にんにくって体に良いんだよね~!いっぱい食べよっと!
ちょっと待って!にんにくは沢山食べると体調崩しちゃうんだよ~!
ニンニクは香りが良く、好きな方も多いのではないでしょうか。
ニンニクは健康に良いというメリットがある反面、食べすぎると胃痛、便秘、下痢、口内炎、皮膚炎、貧血などのデメリットもあります。
私も先日までニンニクのメリット・デメリットを知らずに、ニンニクの食べ方を間違え、胃痛と吐き気で寝込みました。
今回の記事は「ニンニクの効能とメリット」「デメリットと対策」について分かりやすく説明しています。
記事の後半では「ニンニクの栄養を余すことなく摂る調理法」「1日の摂取量の目安」もご紹介。
ニンニクを利用する前にニンニクについて詳しく知っておきたい人、
効果的な調理法や摂取量が知りたい人は是非読んでみてくださいね。
にんにく
「メリットと効能」
「殺虫・殺菌効果」
風邪インフルエンザを予防
にんにくに含まれる「アリシン」は切ったり、すりつぶすことで刺激物に変化します。
「アリシン」は、痛みを伴う刺激の強い成分でウイルスや病原菌を死滅させることができるのだそう。
風邪やインフルエンザ予防に効果的。
「疲労回復効果」
にんにくに含まれる「アリシン」と「ビタミンB1」が結びつくと、「アリチアミン」という成分に変化します。
「アリチアミン」は代謝率をあげ、疲労回復効果があります。
「血行促進」
動脈硬化の予防
ニンニクには、血行促進効果があります。
調理過程で、ニンニクの成分が血栓ができるのを抑制。さらに血管を広げる作用もあるので血液がさらさらになりやすいのだそう。
また、ニンニクはコレステロールを生成抑制、低下させる働きがあります。
さらに、コレステロールに結びついて血液をドロドロにしてしまう「活性酸素」を除去する力も。血行を促進効果してくれます。
にんにくで血液がさらさら!
病気の予防や冷え症に効果的。
美容にも良いですね。
「免疫力アップ」
病気になりにくい体に
ニンニクに含まれる成分には「免疫力」を高める効果があります。
風邪やインフルエンザの流行る時期は積極的に取り入れたいものです。
また、風邪などにかかってしまた後にも、「体を回復させる働き」もあります。
「ガン予防」
ニンニクにふくまれる硫黄化合物は、肝臓の解毒機能を活性化します。
硫黄化合物は「ガン化した細胞を解毒」「がん細胞が増殖した時に抑制」してくれるのだそう。
人の体にもともと備わっている「NK細胞」は、ガン細胞を排除してくれる細胞ですが、
ニンニクはNK細胞をも強化!
つ、強すぎるニンニク…!
癌ガンに対する効果は多くの研究で報告されているとのことです。
にんにく
「デメリットと対策」
ニンニクが効いたガーリックライス、ステーキ、パスタは香りが良く、食欲が掻き立てられます。
健康にも良いニンニクですが、実はデメリットも。5つご紹介です。
①「体臭・口臭」
調理法、牛乳、緑茶、香味野菜、りんごで解決
ニンニクを食べた次の日「なんだか息や汗が臭い…」そんな時ありますよね。
匂いの元になっているのがニンニクに含まれる「アリシン」という物質。
刻んだりカットして7調理することで匂いが強くなります。
この匂いを抑えるには、ニンニクを「カットせずレンジで加熱」や「ホイル焼き」にするとよいですよ。
また、食事前に牛乳を飲むと胃の粘膜が保護され、ニンニクの吸収を抑えることが可能。
緑茶をニンニクと一緒に摂るのもカテキンの消臭効果が得られるのでおススメなのだそう。
くさみを抑える効果がある香味野菜(しょうが、みょうが、みつばなど)を一緒に摂るのも消臭効果あり。
匂いの元となるアリシンを分解する働きがある「ポリフェノール」。
りんごの皮に多く含まれていて食後に食べると効果的です。
②「胃のむかつき・胃痛」
空腹時は避け、分量に注意
ニンニクはとても刺激が強い食べ物です。食べすぎると胃の粘膜を弱らせることに。
食べる量の目安は生で1日1片、加熱で1日3片を2~3日に1度程度が良いとされています。
特に生で食べると刺激が強いので心配な場合は、空腹を避けた上で加熱して食べると安心です。
先日、胃の中が空っぽの状態で生ニンニクを1/2食べたら、強い吐き気と胃痛と眩暈で寝込みました。
③「便秘・下痢」
分量に注意
ニンニクは殺菌効果が強く、腸内にいる善い菌まで殺菌してしまうことがあります。
上記の通り、ニンニクを食べる目安は生で1日1片、加熱で1日3片を2~3日に1度程度に。食べすぎに注意しましょう。
便秘や下痢の悩みを抱えている人は空腹時を避けたほうが安心かもしれません。
④「口内炎・舌炎・皮膚炎」
分量に注意
ニンニクを食べすぎてしまうと、強い殺菌力によって腸内のビタミン生成をしてくれる「善い菌」まで殺菌してしまいます。
ビタミン不足で口内炎や肌荒れを起こさないように食べすぎには注意しましょう。
⑤「貧血」
分量に注意
ニンニクの成分「アリシン」は赤血球やヘモグロビンを減少させる働きがあります。
貧血気味の人は特に食べすぎに気をつけましょう。
1日の摂取量は
「1日1片~3片」
ニンニクを食べる目安は生で1日1片、加熱で1日3片を2~3日に1度程度です。
目安なので、ご自身の体に合わせて調整してくださいね。食べすぎには注意しましょう。
栄養価が高い調理法
「刻む、生、油で炒める」
ニンニクは小さく刻めば刻むほど、香りが引き立ち、栄養価が高くなります。
ニンニクは「油で炒めること」で「生の状態」の栄養価をそのまま保つことができます。
生で食べると刺激が強い場合は「刻んでから油で炒める」がおすすめです。
にんにくの価格と保存方法
ニンニクは、ヒガンバナ科のネギ亜科の植物です。
アリシン、ビタミンB1、ビタミンB6、リン、カリウムなどの栄養成分が含まれています。
価格は我が家の近所のスーパーだと国産ニンニク1つ¥198程。
海外産なら1つ120円程で売っています。
ニンニクは一度に使えない場合も多いですよね。
そんな時は、皮ごとペーパータイルでくるみ保存袋に入れチルド室へ。
冷凍保存は、カット後水気を切って密封し2週間程度保存が可能。
皮ごと冷凍する場合は保存袋で6か月程持つそうです。
しかし、冷凍するとビタミンなどの栄養素は減ってしまうとのこと。
まとめ
ニンニクは「風邪、インフルエンザ、ガンなどの病気の予防」「免疫力や回復力をアップさせると」いうメリットがある一方、食べすぎると「胃腸や口内、皮膚が荒れる」「貧血」のデメリットも。
ニンニクアレルギーも存在するようなので、少量でも体に合わない場合は病院で相談するのが安心かもしれません。
メリット、デメリットを踏まえニンニクと上手に付き合っていきたいものですね。
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