宅食って何?どんなサービス?
「宅食」という言葉について分かりやすく解説していきます!
「宅食」とは、自宅に届く、栄養バランスが考えられた調理済みのお弁当やお惣菜のことを意味します。
このようなサービスには「配食」など、他にも似ている言葉がいくつかあります。
この記事では、「宅食と類義語の意味」について分かりやすく簡単にお伝えします。
最後に「宅配のお弁当やお惣菜を選ぶ際のポイント」も紹介していきますので、この記事を最後まで読めばきっとご自身にぴったりの弁当・総菜探しに役立ちますよ。
宅食とは?
「宅食」とは、自宅に届く、栄養バランスが考えられた調理済みのお弁当やお惣菜のことを意味しています。
これらは冷蔵のものと、冷凍のものがあります。
冷蔵のものは配送の方が手渡しで届けてくれ、冷凍のものはまとめて配送で届くことが多いです。
また、「糖尿病・腎臓病など持病のある方に配慮した商品」や「飲み込むことが難しい高齢者向けに、ムース状になった商品」、「ダイエットしている方に向けた糖質カット商品」など色々な種類の弁当・惣菜が存在します。
栄養士の管理のもとで作られている商品が多くので安心感があります。
栄養より味が重視されている「フードデリバリーサービス」とは別物なんだね。
「宅食」は実はワタミの商標登録
「宅食」は実はワタミ株式会社が商標登録している言葉です。
「宅食」という言葉はワタミの商品のことで、ワタミ株式会社が「宅食」という言葉の特許を取得しています。
もともとは「宅食=ワタミ」ですが、今では「宅食=栄養バランスが考えられた調理済みのお弁当やお惣菜が自宅に届くサービス」と広い意味で使われているようです。
「宅食」と「配食」は配送先が違う
「宅食」と「配食」は同じことを意味するのかな、と思いきや配送先が違うようです。
「宅食」と「配食」どちらも同じく栄養バランスが考えられた調理済みの弁当・惣菜が自宅に届くサービスのことを意味で使われていますが、「宅食」は自宅に届く弁当や総菜を意味し、「配食」は老人ホームなどの施設に届く弁当や総菜を意味します。
「宅食®」と似ているその他の言葉
「配食」以外にも「宅食」と似ている意味の言葉をピックアップしてみました。
宅配食
栄養バランスが考えられた調理済みのお弁当やお惣菜が自宅に届くサービスを意味する言葉。
宅食と同じと考えてOK。宅配食を略して宅食ですね。
宅配弁当
栄養バランスが考えられた調理済みのお弁当やお惣菜が自宅に届くサービスで、できたての「冷蔵」のお弁当やお惣菜のことを意味しています。
夕食宅配
栄養バランスが考えられた調理済みの夕飯(お弁当やお惣菜)が自宅に届くことを意味する言葉。
自宅に商品が届くタイミングが、夕飯に間に合うような時間帯で設定されています。
在宅配食
自分自身の力では、食事の準備が難しい「高齢者」のもとに、栄養バランスが考えられた調理済みのお弁当やお惣菜が自宅に届くサービスを意味します。
自分に合った弁当・惣菜を選ぶ時のポイント
栄養バランスが考えられた上に美味しい食事が自宅の玄関まで届けてもらえるなんて幸せですね!
お腹ばかりでなく、心も満たされます…。
ご自身に合ったお弁当・お惣菜を選ぶことができれば、より幸福度がアップするはず。
弁当・惣菜を選ぶ際は以下のことをチェックしてみて下さい。
弁当の保存状態
冷蔵・冷凍・常温、どれが好みですか?ライフスタイルに合っているものはどれですか?
それぞれの特徴からご自身にあった商品をみつけてみて下さい。
冷蔵のお弁当は、基本的に直接手渡しになるので受け取りの手間がありますが、
作ったばかりの弁当・惣菜を食べることができます。
冷凍のお弁当は配送料がかかってしまうのと、冷凍庫の場所がとられてしまうのがデメリットです。
いつでも好きな時に温めるだけで簡単に食べることができるのが最大のメリットです。
朝食や帰宅が遅くなった時などもおいしい弁当・惣菜を食べることができます。
常温の食事は、袋などにつめられているレトルト商品です。
手作り感が感じにくい点がデメリットですが、日持ちがするのがメリットです。
非常食としても活躍してくれます。
弁当の内容
最近は食事に制限のある方向けの弁当・総菜もたくさん売られています。
例えば、「塩分制限のある方向けの減塩食」「カロリー制限がある方向けの低カロリー食」
「糖質制限のある方向けの低糖質食」「たんぱく制限のある方向けの低たんぱく食」
「飲み込むことが難しい高齢者向けに、柔らかい商品やムース状になった商品」などがあります。
ご自身の体の状態や、思考からご弁当を選ぶのがおすすめです。
ダイエットに低糖質食いいね♪
弁当の容量
食べる量は人それぞれなので、ご自身に合った容量のお弁当を選びましょう。
しかしメニューが定期的に変わる弁当メーカーも多く、HPに容量がしっかり明記されていないことも。
そんな時は弁当・総菜の容器のサイズで確認してみて下さい。
容器サイズを確認して注文したけど、届いてみたら思っていた量と違う!ということもあるので、
初めて利用する時はまずはお試し料金で利用するのがおすすめです。
届いてみたら思ったより少なかった!という時はご飯の量で調節しました。違う商品も試していくことで、自分に合った大きさの弁当が見つかる気がします。
誰がどんな状況で食べる弁当・総菜なのかを明確にする
宅配の冷蔵・総菜を誰のために購入するかで商品を選びやすくなります。
自分のため以外にも、家が離れた両親のために購入する場合などがあると思います。
そんな時は、弁当・総菜の配達員が「安否確認もしてくれるサービス」がつけられるものがあります。
また、こどもが一人でお留守番する時用に弁当を準備しておきたい場合は「子供にあった容器大きさ」を選ぶのがおすすめです。「こどもが安全に簡単に準備できる」というところでは冷凍総菜がおすすめ。
夜食用なら、普段食べる量より小さいサイズのもので良いかな。
まとめ
「宅食」は、もともとはワタミの登録商標で、ワタミの商品を表すものです。
しかし近年では、「栄養バランスが考えられた調理済みのお弁当やお惣菜が自宅に届くサービス」の意味として広く使われています。
宅食®に似ている言葉はいくつかありますが、言葉の意味はあまり気にしなくて良いかなと感じています。
それより大切なのは「弁当・総菜はどのような状態でとどくのか?」「どのようなメニューの内容なのか?」「容量はどのくらいなのか?」「誰がどんな状況で食べるためなのか?」という点をしっかり考えて購入することです。
ぜひご自身やご家族にピッタリの宅配弁当を見つけてくださいね。
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