わんまいるは無添加?
添加物入っているの?
冷凍弁当を利用したいと思いつつ、食品添加物が気になる人も多いのではないでしょうか。
私も冷凍弁当を購入する時は食品添加物が気になります。せっかく食べるならより健康的なものが良いですよね。
結論!添加物が使われている商品もあれば、無添加の商品もあります。
ただ、無添加といっても「全く添加物が入っていない」ということでもありません。
なぜならば、添加物の表記の決まりで記載しなくても良い添加物もあるからです。
この記事では「食品添加物が気がかりで、わんまいるの購入に踏み切れない方」に向けて、
①わんまいるで食品添加物が使われている商品と無添加の商品
②どのような食品添加物がどのくらい使われているのか
を分かりやすくお伝えします。
冷凍弁当を利用しはじめて7か月。とても便利で快適な生活へと近づきました。冷凍弁当は、在宅勤務の旦那とお昼に食べています。
食品添加物って何?
そもそも食品添加物とは何でしょうか?
きちんと知っておくことで、安全なものを選ぶことができ、食品添加物に対する不安も和らぐのではないかと感じています。
食品添加物とは、「保存料」「甘味料」「着色料」「香料」「化学・天然調味料」など、食品を加工する時に使用される材料のことで、化学系ものもや天然系があります。
それぞれの食品添加物のはたらきはこちらです。
保存料…食品が腐らないように
甘味料…甘味をつける
着色料…色を整える
香料…食品の香りを強くする
防腐剤…食品を長持ちさせる
その他、食品添加物には食品の製造や加工に必要なもの(豆腐を固める凝固剤)
食品の栄養成分を強化するもの(ビタミン、ミネラル、アミノ酸など)などがあります。
そして食品添加物には、化学系・天然系のものがありますが、この2つの違いはこちらです
・『化学系の添加物』化学反応で人工的に食品添加物をつくられたもの
→例:化学反応を利用してつくる人工的な甘味料。
・『天然系の添加物』自然なものから抽出されるか、自然の中で作られます。
→例:果物や野菜からとれるビタミンC。
工天然添加物の方が体に良さそうと感じてしまいそうですが、実際は天然添加物の中には安全性の研究が不足しているものもあるのだそう。
天然系・化学系どちらが良いかは安全面においては関係のないということなんですね。
では、毒性や発がん性があるかどうかはどうやって決まるのでしょうか?
食品安全委員会が動物実験をして安全な一日の摂取量が決まります。
安全な摂取量が決まっていて、使われてきた年月が長い食品添加物は安心感があるといわれています。
『健幸ディナー』は食品添加物が入っている
今回私が注文した【健幸ディナー】は、真空パックされているミールキットタイプの冷凍総菜です。
商品と一緒に同封されていた献立表に原材料が記載してあります。
/より後ろがが食品添加物です。(色がついたところ)
4食目の献立を例にみていきましょう…
メニュー名 | 原材料名 |
国産豚肉100%ロールキャベツトマトソース煮込み | ロールキャベツ(国産)、豚肉(国産)、玉ねぎ(国産)、パン粉、その他(刻何製造)、トマトソース、トマトピューレ、玉ねぎ、赤ワイン、砂糖/調味料(アミノ酸等)、(一部に卵・乳成分・小麦・大豆・鶏肉・りんご・豚肉を含む) |
ほうれん草としめじのソテー | ほうれん草(国産)、玉ねぎ(国産)、ぶなしめじ(国産)、人参(国産)、バターソース(食用植物油脂、油脂加工物(食用植物油脂、バター、食塩、砂糖)、乾燥スープ(コンソメ)食塩、砂糖、とうもろこし、こしょう/増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸等)香料、酸味料、乳化剤、クチナシ色素、カラメル色素、(一部に小麦・乳成分・牛肉・大豆を含む) |
温野菜サラダ | じゃがいも(国産)、人参(国産)、ブロッコリー(国産) |
わんまいるの公式ホームページには健幸ディナーについて「調理工程で合成保存料・合成着色料は使用しておりません」とかいてあります。
「健幸ディナーは真空パック製法なので、保存料を使わなくても鮮度が保てるようになっている」のですね。
しかし、合成保存料・合成着色料以外の食品添加物は使われています。(化学系・天然系どちらの添加物かは不明)
原材料をみてみると…
・化学調味料のアミノ酸
・食感を良くする増粘剤
・味を調える酸味料
・香りを強める香料
・見た目を良くする乳化剤
・色を整える色素
などの食品添加物が入っているのが分かります。
そして、実際には記載されていない食品添加物も入っている可能性もあります。
キャリーオーバーといって、「原材料に使われている食品添加物は表示を免除される添加物」もあるからです。
添加物が入っているとはいえ「健幸ディナー」は、個人的に今まで試した冷凍弁当の中でもかなり美味しく、満足度が高い商品です。
「たまに食べる冷凍弁当だから食品添加物より、美味しいということの方が優先順位が高いよ」
という方は「健幸ディナー」おすすめです。
『美食弁当』は無添加
わんまいるの冷凍弁当のはトレータイプの『美食弁当』が存在します。
こちらは、公式ホームページに「無添加」「国が認める食品添加物不使用(調味料も無添加のものを使用しています)」とかいてあります。
原材料の表示がキャリーオーバー(原材料に使われている食品添加物は表示を免除される添加物がはいっている)している可能性がないとは言えませんが、それでも「美食弁当」に入っている食品添加物の量は「健幸ディナー」と比べて少ないでしょう。
わんまいるを検討している方で、食品添加物が気になる方は美食弁当がおすすめです。
公式HPには美食弁当のメニュー表がのっていないので、今度実際に注文したいです。
病気になるリスクと安心感のある食品添加物
食品添加物が健康に良くないイメージがあるのは、一部の食品添加物が病気を発症させる可能性があるといわれているためではないでしょうか。
病気になる可能性があると言われている食品添加物の一例をあげてみます。
これらが入っている場合は気を付けようと思います…。
・亜硝酸ナトリウム(発色剤)…発がん性、うつ病、記憶機能障害、頭痛
・アスパルテーム(甘味料)…発がん性
・BHT(酸化防止剤)…生殖機能、胎児への悪影響
・BHA(酸化防止剤)…発がん性、生殖機能
など。
逆に長年使用されていて安心感があるといわれているもの(参考:「食品の裏側」安部司)
・重曹(ふくらし粉)
・ベーキングパウダー(我が家はお菓子つくりに使う)
・にがり(を豆腐固める)
・水酸化カルシュウム(こんにゃくを固める)
・寒天(羊羹をつくる)
・ゼラチン(ゼリーをつくる)
食品添加物のメリット
食品添加物は体に毒だと悪い印象がある人もいるのではないでしょうか。
しかしメリットもちゃんとあります。
メリット
・食中毒を防ぎ、食品を長持ちさせる
・価格を安く安定させることができる
・味、香り、色、食感を良くする
・栄養価が高まる
・ゼリーや豆腐などの食品をつくれる
お腹がすいた時にすぐ何かが食べたい時ありませんか?
そんな時コンビニやスーパーで食べ物が買えるのは食品添加物の保存料が入っているからというわけですね。
そして豆腐は「にがり(添加物)」がないと作れないし、ゼリーも「ゼラチン(添加物)」がないとつくれません。
食品添加物はその時その時で食べる食べないを使い分け、程よい距離でうまく付き合っていくのが良いんだなぁ~記事をかきながら思いました。
「自炊できる時はして、できない時は冷凍弁当に頼る」こんなかんじが我が家には合っていそうです。
まとめ
わんまいるの「健幸ディナー」は、無添加ではありません。
・合成保存料
・合成着色料
は使用されていませんが、
・化学調味料
・増粘剤(食感を良くする)
・酸味料(味を調える)
・香料(香りをつける)
・乳化剤(見た目をよくする)
・天然系着色料(色をよくする)
などの食品添加物が使われています。
「わんまいるを注文したいけれど、なるべく添加物はとりたくないな…」という人は「美食弁当」がおすすめです。
今存在している食品添加物の中には、病気の元になるといわれているものもありますが、その一方で私たちの生活を快適で豊かなものにしてくれているのも確かです。
自分や家族が食べるものはどのような食材で作られているのかを知り、自分でしっかり選び、美味しくいただくことで日常の満足度もあがりそうですね。
「わんまいる」の冷凍弁当、どれが自分に合っているかまずは、初回割引価格で試してみてください。
栄養バランスが整う「健幸ディナー」